Big-belly seahorse

世界中のタツノオトシゴ類の中で一番大きな種類。
個体の大きさは最大35cmまで育ち、色と形が美しく観賞価値が高い。タツノオトシゴ類の中で一番大きいため健康食品や新薬材の開発にも活用されており、今後、養殖が産業化される場合には付加価値の高い種として認められている。

Barbour's seahorse

ゼブラスナウトシーホースは生まれながらに尻尾を巻きつけることができ、適切な場所に尻尾を巻きつけることができる物体を入れるとすぐに定着し、エサを食べる時にだけ活動し、それ以外は静止している。
尻尾を巻きつけることができない種の稚魚は出産後7日くらいは浮遊生活や遊泳生活をする。なので、ややもすれば空気を吸って水面に横に浮かび、エサを食べれずに死んでいくことが多い。
しかし、ゼブラスナウトシーホースは体をきれいに保つことができるらめ、不潔な底面を這う尻尾を巻きつけることができない種に比べ生存率が比較的高い。
適切な物体がない時には親の突起物に尻尾を巻きつけることもあり、見る者を楽しませる。
また、何匹かがお互いに尻尾を巻きつけて行動することもあり、関心を集める。(株)海天馬は2010年から養殖・開発して、国内外に観賞魚として供給している。

Hippocampus kuda

出産する仔魚の数が他の種に比べると多い方で、一度に約千匹を出産する。
インドネシアやフィリピンなどの東南アジアに多く、体の色は様々であるが、黒が一般的である。生まれた仔魚は約7日間浮遊し、その後尻尾を海藻などに巻きつける。
タツノオトシゴ類の中では比較的大型で、全長は約17cmに成長する。
(株)海天馬は2006年から養殖・開発して、国内外に観賞魚として供給している。

Tiger tail seahorse

尻尾が虎の尻尾に似ているので付けられた名前のようである。(株)海天馬は2007年から商品化して、国内外に観賞用として供給している。ベトナムで人工養殖して海外に輸出しているが、比較的病気が多く、ベトナムから香港に輸入されたものは抗生剤が検出され、中国の食品医薬品安全処は食品原料としては認めていない。(株)海天馬は2008年から商品化して、国内外に供給している。

Hippocampus reidi

体の色がゴールド、オレンジ、深紅色などと多様で、比較的美しい。大きさはkudaと同様で、繁殖が比較的容易な方である。
(株)海天馬は2008年から養殖・開発して、国内外に観賞用として供給している。